Pastor
牧師あいさつ
こんにちは。
七ヶ浜キリスト教会シーサイドチャーチで牧師をしている上野哲志です。
牧師になる以前、20代の頃を思い返してみると、仕事をして、趣味のサーフィンもして、彼女もいて…ごくごく普通の生活をしていた僕は、なんだか生きているのが虚しくて、心にぽっかり穴が空いたような埋めようのない孤独感と戦っていました。
「なぜ生まれたのか?」
「生きる目的って?」
考えれば考える程、生きるのがしんどい、それでも日は昇り沈む。だから今日もできる限り何も考えずにやり過ごす、そんな日々を過ごしていました。
その頃出会ったキリスト教の宣教師が僕の人生に衝撃を与えました。
「なんなんだろう、この温かさ。」
彼から聞くイエス・キリストの愛はイマイチわからないけれど、彼の温かさは良く分かりました。
そんなある日、イエス・キリストの十字架の意味が心に迫り、心の空洞が満たされていく気がしました。
意味を見出せなかった自分の人生が意味のあるものになりました。
平安を得た僕の人生は絶望から希望へと変わりました。
この平安を伝えたいと牧師になると決め、神学校へ行くために、2011年3月で仕事を辞めることに。
しかし、その直後の3月11日、東日本大震災が起こりました。
自分の願っていた道ではないけれど、自分にできることなんてちっぽけだけど、「あなたのできる事をやりなさい」と、神さまにそう言われた気がしました。
押し出されるように宮城県へ。
支援が落ち着くまであっという間の3年間でした。
その後、震災支援で出会った妻と結婚。
2014年4月、3年越しに神学校へ入学。
卒業後、震災時から自分の心がある場所で教会を始めることを決意し、ここ七ヶ浜町で教会をしています。
Pastor of C-Side Church
上野 哲志
和歌山県で生まれ育った関西人。仏教と神道を信仰する家庭で育つ。20代の時に温水プールで宣教師に声をかけられ、教会へ行って生まれてはじめて礼拝に参加。ベストセラーと言われている聖書を読むようになり、イエス・キリストを信じる。
東日本大震災で被災した石巻で2年間、復興支援活動。その後、関西聖書学院で3年の学びを受け、卒業後の2017年から七ヶ浜町に住み教会を始める。妻と2人の息子を育てる。
Ueno Satoshi